感染症起因菌同定システム
本システムは起因菌DNAを持つ特定の配列情報から起因菌を同定するシステムです。
現在の起因菌の同定方法は、
1) 検体から起因菌を培養し、
2) 1菌種毎の同定検査にかけるもので、この同定検査の結果が出るまで、
3) 2~3日を要します。
そのため、来院直後の患者には、同定結果が出ないまま、治療を行わざるを得ず、多剤耐性菌の出現や抗菌剤の選択ミス等の重大なリスクを抱えております。
本システムでは
1) 検体から直接、DNAを抽出し、
2) 1回の検査で約160菌種との同定を行うことで、検査時間を
3) 3~5時間程度まで飛躍的に削減できます。※
※Niimi.H, et al., Sci Rep, 5: 12543, 2015
早期に同定結果を得ることにより、リスクを減らすことが期待されています。
東京ビッグサイトにて2018/10/10~12に開催されたBIO Japan 2018において、三井化学様が本システムを出展されました。
詳しくはコチラをご覧ください。
東京ビッグサイトにて2017/6/28~30に開催されたBIO tech 2017において、三井化学様が本システムを出展されました。
詳しくはコチラをご覧ください。
医学業界で最も権威があるとされるアメリカの科学論文誌「ネーチャー(nature.com)」に論文が掲載される。
詳しくはコチラをご覧ください。